September 22, 2010

ART is long, LIFE is short

授業はもちろんクラシック音楽がメインだけれど
コンテンポラリー期に入った今
エルビス・プレスリーやビートルズのことなども
切り離しては考えられない

その中の
ジョン・レノンとオノ・ヨーコの出逢いについて

ある日ジョンがヨーコの個展に足を運んだ時
入口を入ったら螺旋階段があり
それをずーっと上っていたら
そこに"YES"と書いてあった
それで恋に落ちた、と

いいなぁと思う
でも私は絶対ここで
"NO"と書いてしまうタイプだなと笑 

うまく言えないけれど
否定することが創造の始まり、
否定することですべては始まっていく、と思う
否定もしないで肯定なんてできないし
嫌いなものもなくて好きなものなんてわからない
嫌いな人もいなくて好きな人なんて見つからない
そう思う
否定することは相手が人間であれ物質であれ
時にそれらを傷つける
でも傷つけると実際は自分もとても傷つく
否定することはそう容易くはない
エゴイズムでもない
平和でいたいだけなら
きっともっともっと上辺だけで生きることもできる
でもだからこそ
誰のことも嫌わず
なんでも受け入れて人が傷つくことを何も言わない人は
優しそうにみえて本当は自分が傷つきたくないだけじゃないかと

だから
人を傷つけることができる人でいることは
とても大切なこと
誰かに必要とされることに弱くなったりせずに
断ったり拒否することができること一人になれること
それはどこかで誰かを本当の意味で守ることにもつながっていくから
否定=自分以上に誰かを想える、
そういうことへの一歩だな、と日々思う


*写真*
街中に突如現れた目玉
街全体がつくづくアートなシカゴのお昼時