October 17, 2012

天井から差してくる神聖な光

溜まりに溜まってしまった写真たちを
少しずつアップデート
シリコンバレーにある実家の
すぐ近くにあるスタンフォード大学内の教会
Memorial Church
私はクリスチャンでもなんでもないのだけれど
教会に行くと昔からいつもとても安心する

それぞれがそれぞれのことを考え
それぞれの時間だけを使って
言でただそこにいるからかもしれない
こういう場所にいると
祈ることと赦すことがふっと突然理解できたりする

ヨーロッパで暮らしていた頃の生活には
いつもどこかしらで教会の鐘の音が鳴っていて
外国特有の木々や風景と共に
そこにまた音楽があった

アメリカは歴史が薄いので
ヨーロッパの教会のような趣まではいかないけれど
ここはアメリカの中ではとても好きな教会の一つ
こんな大きなパイプオルガンまで 

練習の合間にちょこちょこと出かけて行っては
音楽から離れた自分を整えたくて
この空間にただただ自分を沈ませたりしてみる
でもここでバッハの無伴奏でも弾いたら
とても綺麗だろうなぁ、なんて
結局は音楽家っぽいことを考えたりしながら