October 23, 2013

米ハーバード大学医学部を出て
医者にならなかったという石川善樹氏のプレゼンテーション

The Secret of Life: What Really Makes Us Live Longer 

様々な研究の結果
人間の寿命を延ばすものは
運動をすることでも、太りすぎないことでも、
お酒を飲み過ぎないことでも、煙草を吸わないことでもなく
「つながりを持つこと」(Social Relatiohship)だという

例えば自分が入院してしまった時
一度、ではなく、何度もお見舞いに来てくれる人が
あなたは何人いますか?という話に

急性心筋梗塞で入院した患者さんの半年以内の死亡率は
誰もお見舞いに来てくれない患者さんが69%
サポートしてくれる人間が一人いるだけで43%
二人以上いるだけで26%まで下がるという

色々な場所で良く耳にし
また手放しに大切だと言われている
 「つながり」

感謝することは別物とし
誤解を恐れずに言うならば
私はつながりや絆という言葉が好きではない

人生はそんなに長くないから
"みんなと仲良く"なんてしている時間はないし
つながりを大切にするどころか
気のないところに無駄な縁をつくらないよう
心がけている
それはもしかしたら違う方向から
ほんとうに大切なつながりだけを
守っていることになるのかもしれないけれど

与えられた以上に長く生きたいとも思わないし
長く生きている人間の方が経験が豊富なわけでも
それらを含め偉いわけでも全然ない

でも改めて
人間と人間との関わり方
距離の取り方を考える